以下のデッキリストはhttp://www.wizards.com/Magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6683923 より参照

UR Control

johan80 (1st Place)
Pauper Premier #6683923 on 02/02/2014
10 《島/Island》
4 《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
3 《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate》
6 《山/Mountain》
23 lands

4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《熟考漂い/Mulldrifter》
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle》
11 creatures

4 《強迫的な研究/Compulsive Research》
4 《対抗呪文/Counterspell》
2 《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》
3 《除外/Exclude》
4 《炎の稲妻/Firebolt》
4 《炎の斬りつけ/Flame Slash》
1 《ウーナの寵愛/Oona’s Grace》
4 《定業/Preordain》
26 other spells

Sideboard
1 《払拭/Dispel》
2 《電謀/Electrickery》
3 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
3 《水流破/Hydroblast》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
3 《広がりゆく海/Spreading Seas》
15 sideboard cards



~解説~
最近現れた青赤のコントロール、あるいはミッドレンジデッキ。生物の枠をデルバー、アドバンテージクリーチャーに止め、残りをカウンター、ドロースペル、除去で埋め尽くした典型的なコントロールである。火力や《除外/Exclude》で相手の展開を妨害しつつ土地を伸ばし、 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》か 《熟考漂い/Mulldrifter》を 《対抗呪文/Counterspell》で守るというのが基本の動きとなるだろう。

メインから《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》や 《炎の斬りつけ/Flame Slash》などの4点火力を採用している為、g1でも親和に多少耐性がある。親和については赤系デッキの常として、g2以降サイドインする 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》によって有利になれる。また、黒単に対しても、戦場に出た時点でアドバンテージを取れる生物が多いため優位を取れるだろう。

 ただし、土地にギルド門及びバウンスランドを多く採用している関係上、序盤の展開が遅れがちなのは見逃せない欠点である。これはつまり赤単ゴブリンやスリヴァ―など、軽量クリーチャーを横に並べるデッキに対して後手に回る危険を孕んでいるということだ。とくに、 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》を採用しておらず、メインの非クリーチャー呪文に対するカウンターが《対抗呪文/Counterspell》のみであるため、赤単バーンに対しては苦しいゲーム展開となるだろう。

対青単に関しては、序盤もたつく隙を突かれてフェアリーの展開を許すと苦しい。とはいえ、あまり横に並べるデッキではないため、デルバーや《尖塔のゴーレム/Spire Golem》を丁寧に除去すれば、線の細いデッキゆえ《熟考漂い/Mulldrifter》を着地させることができれば一気に優位に立てる。そのため、一概に有利不利を決めることはできないだろう。

比較的最近に成立したアーキタイプであり、デッキの構成もこれからどんどん試行錯誤されていくなかで変動していくと思われる。今後のメタゲームの中でどのような位置に収まるのか楽しみなデッキだ。

コメント

nophoto
名無し
2014年2月9日23:23

う~む、こうしてみるとずいぶん今のメタに合致したデッキですねぇ。
呪禁オーラや白いデッキのサイド真紅の見習い僧がピンポイントに効きそうですが
それらと鉢合わせになることは滅多になさそうなので有利に大会を進めれそうですね。

不衛帝
2014年2月10日20:37

>>名無しさん
コメントありがとうございます。
現環境Tier1に対して取り立てて苦手がないという点において今後台頭してくるデッキだと注目しています。決して苦手なデッキが存在しないわけではないんですが、そういうデッキはだいたい青単か黒単に駆逐されてしまうという・・・。

ただ、バウンスランドを4枚採用しているため、赤系デッキに採用される《石の雨/Stone Rain》系統のランデスで序盤のテンポを大きく失う恐れがあるのと、青単フェアリーが採用しうる《ウェザーシード・フェアリー/Weatherseed Faeries》が除去できないので、今後そういう形で対策が進むとメタのメタで構成が変わってくると思います。

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