pauperデッキ解説~Familiar
2014年2月13日 pauper以下のデッキリストは
http://www.wizards.com/Magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6710662より引用
~解説~
Pauperにおけるコンボデッキと言えばこれ。とはいえ構造は簡単で、ドロースペルや《海門の神官/Sea Gate Oracle》でライブラリーを掘りまくってパーツを集め、使い魔で青呪文のコストを軽減して《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》と《記憶の壁/Mnemonic Wall》を 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》でちらつかせてバウンスランドをアンタップしつつ 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》を回収することで無限マナ&無限ブリンクが成立する。
あとは《転覆/Capsize》のバイバックで相手のパーマネントを全部手札に戻すだけ。《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen》でライブラリーを削りきるタイプ、赤を足してフィニッシャーに《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch》を採用する型もある。
CIP生物を多く採用しているため《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》がコンボ成立前のアドバンテージ獲得源&除去避けにもなっている。サイドボードには速攻デッキに対する延命手段の《孤独な宣教師/Lone Missionary》とアーティファクト対策の《神への捧げ物/Divine Offering》と青の鉄板である《水流破/Hydroblast》以外はまちまち。
一度コンボが動き始めたら阻止するのは非常に困難。黒単などはハンデスで締め上げつつコンボ要員を生き残らせないような丁寧なプレイングが求められる。一方、対青系デッキに関しては《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》を通せるかどうかがカギになる。URコントロールなどは 《対抗呪文/Counterspell》、《除外/Exclude》、サイドからの《紅蓮破/Pyroblast》など妨害手段が豊富なので苦しい。
また、相手への妨害手段も乏しく、バウンスランドとタップインランドを大量に採用するので速攻系デッキとの相性は良くない。特に赤系デッキのサイド《溶鉄の雨/Molten Rain》は天敵。
完成度の高いコンボデッキではあるが、やはりコンボ始動が遅いこと、メタのトップである青系デッキ・親和に対して特に強いわけでもない点がネックとなって、「有名ではあるがメタの中心からは外れている」といった立ち位置にとどまっている。
ちなみに私は一度このデッキにボコボコにされたことがあるので青単のサイドに《ブーメラン/Boomerang》を仕込んでいたことがあります。バウンスランドをバウンスするのは楽しい。
http://www.wizards.com/Magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6710662より引用
Familiar
The_Raging_Flump (4th Place)
Pauper Premier #6710662 on 02/09/2014
4 《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》
2 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds》
4 《島/Island》
1 《平地/Plains》
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
1 《沼/Swamp》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
21 lands
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall》
4 《熟考漂い/Mulldrifter》
2 《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle》
1 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4 《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar》
20 creatures
1 《転覆/Capsize》
4 《強迫的な研究/Compulsive Research》
2 《予感/Foresee》
3 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
4 《定業/Preordain》
1 《墓の刈り取り/Reaping the Graves》
4 《断絶/Snap》
19 other spells
Sideboard
1 《神への捧げ物/Divine Offering》
1 《ごまかし/Hoodwink》
4 《水流破/Hydroblast》
3 《孤独な宣教師/Lone Missionary》
2 《ウーナの門の管理人/Oona’s Gatewarden》
1 《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
3 《寄生牙のドレイク/Wormfang Drake》
~解説~
Pauperにおけるコンボデッキと言えばこれ。とはいえ構造は簡単で、ドロースペルや《海門の神官/Sea Gate Oracle》でライブラリーを掘りまくってパーツを集め、使い魔で青呪文のコストを軽減して《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》と《記憶の壁/Mnemonic Wall》を 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》でちらつかせてバウンスランドをアンタップしつつ 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》を回収することで無限マナ&無限ブリンクが成立する。
あとは《転覆/Capsize》のバイバックで相手のパーマネントを全部手札に戻すだけ。《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen》でライブラリーを削りきるタイプ、赤を足してフィニッシャーに《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch》を採用する型もある。
CIP生物を多く採用しているため《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》がコンボ成立前のアドバンテージ獲得源&除去避けにもなっている。サイドボードには速攻デッキに対する延命手段の《孤独な宣教師/Lone Missionary》とアーティファクト対策の《神への捧げ物/Divine Offering》と青の鉄板である《水流破/Hydroblast》以外はまちまち。
一度コンボが動き始めたら阻止するのは非常に困難。黒単などはハンデスで締め上げつつコンボ要員を生き残らせないような丁寧なプレイングが求められる。一方、対青系デッキに関しては《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》を通せるかどうかがカギになる。URコントロールなどは 《対抗呪文/Counterspell》、《除外/Exclude》、サイドからの《紅蓮破/Pyroblast》など妨害手段が豊富なので苦しい。
また、相手への妨害手段も乏しく、バウンスランドとタップインランドを大量に採用するので速攻系デッキとの相性は良くない。特に赤系デッキのサイド《溶鉄の雨/Molten Rain》は天敵。
完成度の高いコンボデッキではあるが、やはりコンボ始動が遅いこと、メタのトップである青系デッキ・親和に対して特に強いわけでもない点がネックとなって、「有名ではあるがメタの中心からは外れている」といった立ち位置にとどまっている。
ちなみに私は一度このデッキにボコボコにされたことがあるので青単のサイドに《ブーメラン/Boomerang》を仕込んでいたことがあります。バウンスランドをバウンスするのは楽しい。
コメント